こんにちは 札幌 『円山公園駅』３番出口東隣り
プライベートエステサロン healing space Cocoro（ヒーリング スペース ココロ） オーナー 新田です

前回のブログでは、私のノーファンデ肌へのこだわりを若干暑苦しく書かせて頂きました（笑）
幾つになっても（もちろん若いうちからされている方が良いですが）ノーファンデの肌を作るには年齢は関係ないと思っています
『コンプレックスを隠すため』にファンデーションを塗るよりも、『成分を考えた化粧選び』・『健康を考えた食事の知識』
この二つを行うだけで、肌のハリやツヤは自然に蘇ると思っています
そして当然ではありますが、素肌でもハリ・ツヤがあればメイクをした時にはより肌はキレイになります
マストで大事なのは、メイクでコンプレックスを隠すテクニックよりも素肌自体を健やかに育ててあげること
Cocoroでは、常に貴女本来のお肌やカラダ自体から健康に美しくなる事を考えています

私の中での取扱う商品の決定基準は幾つもありますが（詳しくはコチラの過去ブログに書いていますので興味があるからはご覧下さい）
その中でも化粧品やシャンプーなど毎日使うモノに関して特に重要視しているのがCocoroでは成分です
特に「何が入っているか」よりは「何を入れていないか」この方が重要。
プラセンタ配合とかヒアルロン酸配合とか、流行で言うと「ヒト幹細胞培養液」いう言葉よりも何が入っていないかを見ています
逆に入っているというモノはどれだけ高品質か・高濃度かを確認します。
配合しているという言葉は、例えば競泳プール位の容量の原料に「たった１滴」入れても使える言葉です。なので私が調べる際は、配合量や品質を重視します
成分表示をみてそれらを読み解けるようになると良いと思いますが、それって普通の方にはかなり大変な事
そのために私たち美容のプロがいると思いますし、アドバイスを求めるお客さま方を遠回りさせずにキレイへ導くお手伝いが出来ると思っています
今回のブログでは、私が経験上どんな成分を出来る限り避けているのか 代表的なものを紹介したいと思います

【石油系成分】
クレンジング・クリーム・ファンデーション･･･etc
とにかく様々な商品に使われていますが、Cocoroでは避けています
クレンジングなら合成界面活性剤配合のものが多く、洗浄力が強いので濃いメイクでもスッキリ落とせますが、肌に必要な潤いまで奪うので
乾燥が強くなったり、バリア機能が低下してしまうので肌荒れや赤みなどの原因になります。結果、未来の肌の老化にも繋がります
また、クリームやファンデーション等に入っている鉱物油（ミネラルオイル等）はシミやクスミの原因になると言われる成分です
夕方になるとファンデーションの塗っている肌の色が汚い土色に（失礼ですが）悪くなってる方も多いですが、それも鉱物油の影響だったりします
参考までにミネラルオイルの原価は、ドラム缶１本でも数十円から買えると言われていますし商品自体の価格が高いものでも当然のように使われています
ひと昔前に「ドゥ･･･」からはじまる超高級化粧品メーカーのクリームが、CMでお馴染みの格安ハンドクリームの成分と同じと話題ななった事もあります
真意のほどはわかりませんが、化粧品というのは成分のみにお金をかけている訳でなく
売り方やパッケージデザイン、容器などにも当然原価はかかっていますので、ありえない話ではないです。
特にデパートなんて出店料高いでしょうし。商品の価格というのはそういった諸々全ての経費も含んでいますから価格と品質が比例している訳ではない
ちなみにこれらの避けたい石油系成分は、数え切れないほどの成分名がありますので、避けるためには製品のホームページやパンフレットに
【鉱物油不使用】・【石油系界面活性剤不使用】・【タール系色素不使用】・【合成香料不使用】・【パラベン不使用】
･･･っと、明らかにこれらが入っていないと明記している商品を選んでいます
そして全成分表示を確認し、植物油（例えばマカダミアナッツオイルやアボカド油など）表記があるものを選びます
高品質を謳っている商品でも、商品の公式ホームページに全成分表示がなかったり、こういった記載がない商品は調べるとアウトな場合が非常に多いです
良さげなイメージだけに騙されないよう、調べるクセをつけるのがお勧めです

【アルコール（エタノール）】
こちらも殺菌や防腐などの目的で様々な商品に含まれています。
特にニキビの強い方やサッパリ系の化粧品を好んで選ぶ方には多く含まれている成分かと思います
ニキビは「アクネ菌」など肌表面に存在する悪玉菌の影響で出来る場合も多いので殺菌ももちろん大事ではありますが
悪い菌を殺すだけでなく、肌に必要な菌も一緒に殺されてしまうのでバリア機能が更に弱くなる事も考えられます
また使用感がサッパリはしますが、肌の水分も一緒に奪う働きがありますし、アルコールアレルギーの方だと赤みが強くなったりもします
ちなみに実は私もアルコールアレルギーを知らずに20歳くらいからサロンオープンするまで17年間
某海外メーカーの皮膚科医が考えたという化粧品を使用していましたが、乾燥と頬の肌の赤みが出ていたのはこのせいだと思います
アルコールフリーのBIOLAB化粧品を使うようになってから、頬の赤みはみるみる引いていきました

【シリコン・ポリマー剤】
毛穴の目立たなさやツルツル感を「演出する」成分。シャンプーはノンシリコンをアピールする商品が多いですが
トリートメントの方には入っていることが非常に多いです（CMだけに踊らされると女性の場合無意味な場合多いです）
ファンデーションにも、クレンジング・化粧水・乳液・クリームなど化粧品全般に配合される事が多いです
詳しくは過去のブログに書いておりますので、気になる方はコチラをクリックして移動して頂けたらと思いますが
毛穴を目立たなくさせたり髪のツルツル・サラサラ感は出しますが、表面を強く塞ぐので呼吸ができない・栄養分が浸透しない状態にります
そして強い洗浄料を使わなければ落ちないので、益々肌や髪の本来の潤いをそぎ落とす事で美しさを奪う悪循環になってしまいます
どちらもシリコン・ポリマーとは書かれていないので避けたい場合は、シリコンの場合は「〇〇メチコン」と最後に･･･チコンとなっている成分
ポリマー剤と言われているものは「ポリ〇〇」とか「〇〇ポリマー」などと書かれているものが入っていないか全成分表示を確認しましょう

【グリセリン】
保湿剤としてよく使われる成分です。とっても多くの化粧品に保湿目的で入っているので「えっ」と思われるかもしれません
（効果があるからというよりは「安価だから」が製造側の真の理由だと思います）
とろみのあるテクスチャーになるのと、使用感も「シットリ感」は演出できるので多く使われるのですが
肌自体を潤いを保てるように育てる効果が期待できるものではありません。あくまで「演出」
なので、触った感じはシットリしてても肌の内側は水分が抜けている状態なので、いくら保湿しても乾燥した感じすると思いますし
肌は「インナードライ肌」と言われるＴゾーンはべた付く混合肌と思っていたり、隠れ乾燥肌や敏感肌と自覚する肌質になるのです
Cocoroで使用しているBIOLABの化粧品はグリセリンもシリコンも入っていないので今まで肌に蓋をされていた状態が無くなるので
使い始め１週間くらいは逆に乾燥や吹き出物がでるとを感じる方が多いですが、その後は潤いを感じる様になって来るのと
今までの化粧品と比べて、肌本来が潤いを感じるのを実感する方が多いです
参考までに以下のLINEは、Cocoroのお客様で数カ月前にトライアルキットを連続使用され始めた際のやりとり
とても使用感の感想が解りやすかったので、許可を頂いて掲載させて頂きました。Ｙさま有難うございます

今回の記事に載せさせて頂いた成分のこだわりは私の中での基本部分なのですが
きっとこれらの成分を避けて正しい方法でお手入れをしたら、肌が喜んでいるか変化が感じやすいのではないかと思います
人それぞれ商品選びの価値観は違うと思いますが、折角お手入れをするのならご自身の肌やカラダを健やかに育むモノを選びたいですよね
読んでくださった皆さまの製品選びの参考にして頂けたら嬉しく思います